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  • Masami Koudo

子どもまめまめMuseumオープンのごあいさつ

更新日:2021年10月10日

こんにちは! 館長の考藤です。

当サイトにお越しいただきありがとうございます。


いつのまにか大量に発生する子どもの作品。みなさんならどうしますか? ひとつひとつが我が子の成長の軌跡だったり、子どもならではの線や色だったり、どれも愛おしい気持ちはありつつ保管に悩むところではないでしょうか?


我が家では壁中に貼る、ファイリングする、写真に撮るなどひととおりやってみましたが、だんだんと気ついたのは、あとで見返す機会があまりないこと。 遠方に住む祖父母に見せる機会もなく、ほとんどしまったままになっていました。

貴重な時間を割きクリアポケットにさしこむ手間をかけても、結局見ないのでは時間も場所ももったいない。処分する気持ちもよくわかるようになりました。


ある時、捨てる前にいっそ子どもの大好きな動画にまとめてみたら?と思いつきやってみました。部分的に切り抜いたり、動きをつけたり、音楽も加えて。

すると見えてきたのは、まるでひとつのストーリー。一見無関係に見えた絵と絵もつなげてみるとまるで呼び合っているかのように楽しげです。

子どもも喜んで何度も繰り返し見てくれました。また、自分の絵を人に見てもらえる嬉しさもあるようです。

祖父母に見せるのもYouTubeで限定公開にするだけでよく、案外簡単でびっくり。家族にぴったりな方法に思えました。


子どもの作品を生み出すスピードは、ひとつひとつが速いうえにたて続けに制作する創造力に驚かされます。

それは内容うんぬん以前に、誰もが持っている成長エネルギーと創造エネルギーがぶつかってできる、大きな波なのかもと思います。

でも残念なことに、この豊かなエネルギーの波がいつまでも続くという人は少ないのではないでしょうか? 成長するにつれ波がひき、中には創造力を持っていたことすら忘れてしまう人もいるかもしれません。忘れたころに、自分のこんな動画を見たらどう思うか、そう考えるのも楽しいです。いろんな子どもに「まめまめMuseum」を体験してもらいたい、そして成長していつか思い返してもらえると嬉しいですね。


余談ですが、過去にピカソなど高名な画家の子どものころの作品を、美術館やテレビで目にしたことがあります。当時は「さすが天才は子どものころから違う」という感想でしたが、それが最近では「よくとっておいたな、親がすごいなぁ」という感想に変わりました。

親になると見方が変わるものですね。



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